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植物のアナロジーとしての人材組織開発


自己認識の差で職場の働き方が変わる

はじめまして!

アイデンティティー・パートナーズ株式会社の佐々木秀典です。

私たちのオフィス「ダイアローグベース原宿」は、竹下通りから少し裏手に入ったところにあります。東郷神社が近くにあって、しばらく歩くと明治神宮もあるようなロケーションですので、活気がありつつも静かな場所でもあります。


私は今年の6月にジョインして研修運営に携わっておりますが、前職では園芸造園の専門学校の講師として、植物の業界で活躍する人材の育成しておりました。不思議な話ですが、ヒトの成長と植物の成長には共通点を感じます。


今回は植物の世界と結び付けて、人材開発や組織開発についてお話したいと思います。



 

【 目 次 】

 

植物が元気に成長する条件は?


この原稿を執筆しているのは11月の中旬ですが、原宿周辺のイチョウはようやく黄色に色づき始めました。夏の間青々とした葉を広げて、太陽の光を養分に変えていた葉はその役割を終え、冬を迎える準備をしていることを感じさせます。


大きく育つ植物も、最初は一粒の種子の発芽から始まります。

種子が発芽すると根は水分を求めて土壌に、葉は光を求めて太陽に向かって成長を始めます。


太陽の光をあびた植物は次々に枝と葉を伸ばし、展開した葉は光合成によって新たなエネルギーを生み出し、さらなる成長を続けていきます。枝葉が伸びるときに土壌から栄養や水分を運ぶ大きな推進力が発生し、数メートルの高さにもなる植物の隅々まで行き渡らせているのです。


このように、太陽、土壌、水、気温…植物周辺のいくつかの環境条件が整ったとき、植物は旺盛に成長していきます。


一方で、植物の元気がなくなったり、枯れてしまうこともあります。植物の状態が悪くなるときは、根、茎、葉のどの部分から痛んでくるのかご存じでしょうか?


実は目に見えない根に問題が起こっている場合があります。栄養や水分を吸い上げる根が何らかの原因で傷むことによって、成長をしている部分(枝先)に必要な要素が送られなくなります。その結果、枝先が枯れる、葉が落ちるなど目で見てわかる影響が出てくるわけです。


このような状況になってから痛んでしまった枝や葉を治療(剪定、薬散など)しようとしますが、根の周辺環境(土壌)を整えていかないと根本的な解決になりません。


植物は自分の体の異変について声を上げることができないため、日ごろからよく観察してどこに問題が発生しているのか、手を入れなくてはいけない部分はどこなのかを見極めて、対処していくことが重要なのです。






植物の成長と企業活動を照らし合わせると


ここまで植物の成長ついて述べてきましたが、それぞれの言葉を以下のように企業活動に照らして言い換えてみるとどうなるでしょうか?



「土壌」:経営理念を浸透させ体現した組織基盤


「木」:企業の主要事業全体


「枝」:例えば教育研修やコンサルティングなどの事業体系の一部


「葉」:製品やサービスそのもの


「水」:市場対応におけるマネジメント


植物の成長を企業成長に当てはめることにより、組織の全体像がイメージできるのではないでしょうか。


豊かな土壌で根は伸長して木全体を支える要となり、次々に展開する枝葉は事業を拡大していくエネルギーを生み出していくのです。樹木全体にいきわたる水は組織を隅々までコントロールしています。


組織がパフォーマンスを最大化させる為に必要な考え方は普遍的なものであるからこそ、アナロジーとして植物の成長モデルでも表すことができるのだと思います。





ミッションやビジョンは企業の光


最後に、「光(太陽)」という大切な要素を付け加えます。「木」は光(太陽)に向かって伸び、他の枝葉を邪魔しないように巧みに葉を展開させ、光合成によって新たなエネルギーを生みだします。光(太陽)はあらゆるフィールドに降り注ぎ、植物の細胞内部まで浸透して、新たなエネルギーを生み出しています。


この「光(太陽)」が、企業のミッションやビジョンが体現された状態です。


最後に私たちの企業ビジョンをお伝えしておきたいと思います。


「誰もが、いい声で話す組織に。」


私たちは「いい声」をあらゆるフィールドに響かせて新たなエネルギーを生み出し、人と組織を成長させていきたいと考えています。


目で見えない部分で何が起きているのか、理想の土壌、理想の環境とは何なのか。まずは全体を俯瞰してみる、その中で自分の役割を認識し、組織としての成長に繋げていくという考えができると思います。


今回は植物界と人材開発・組織開発を関連させてお話いたしました。

アナロジーとしてお話しできることはまだまだあります。

ぜひまたの機会にご一読ください。




 

▼この記事を書いた人

佐々木 秀典(ささき ひでのり)

アイデンティティー・パートナーズ株式会社 プログラムマネジメントグループ

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